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トップメッセージ

伝統は革新の中でうまれる

 広告業界の取り巻く状況は、インターネットを始めとする技術革新ならびにイノベーション、少子化・高齢化・人口減少等による生活スタイルの変化、高度成長から低成長そしてデフレ基調からなかなか脱しきれない経済環境など、大きく変貌し続けています。情報の伝達が大量になると同時にスピードも質も変わり、表現場所も手法も多種多様となり、媒体の広がりはこれまでと違い無限大に近くなっております。これに伴って広告は、生産主体から受手主体へと変化し、ますます生活者の心を動かすコミュニケーションがより大切になっていると理解しております。どんなにテクノロジーが発達しようとも、広告の帰結はあくまで人であり、人の心に響くものでなければ価値創造は出来ないと考えております。

 日本廣告社は、その前身として明治19年(1886年)に「弘報堂」として日本で最初の広告会社として創業しております。私たちの創業の師である福澤諭吉は、明治16年(1883年)、時事新報の社説に広告論と言うべき「商人に告るの文」を掲載しております。その中でニューメディアとしての新聞の有効性とともに、ビジネスは「知られること」から始まること、そして伝わることが経済を成り立たせる上でいかに重要であるかを説いたのであります。まさに人の心に伝えること、広告に価値があることを福澤はすでにこの時代に私たちに教えていたのです。戦前はもとより戦後の混乱期、高度成長期、そして今日を含めた120数余年に亘り、人々の価値観が大きく変化した中でも、私たちが広告業界で成長して来られたのも、福澤が説いていた人の心に根差してきたからです。一方で広告の表現においては、常に革新を続けることで時代にマッチさせ、初めて伝統のある会社になれたのであり、それは進化してきたことの証でもあります。

 伝えるではなく“人の心に伝わること”の大切さ、さらに今日の中に、明日を見つけて時代を切り開くことが私たちの使命と考えております。私たちは常にイノベーションにチャレンジしながら、アイデアと情熱をぶつけあい、生活者の目線でサプライズを生み出したいと考えております。市場を熟知しサイエンスとアートを調和させることにより、伝統と革新を併せ持った本物の価値を創造してまいります。私たちはあってはならない会社ではなく、あってもいい会社でもなく、社会の一員として、なくてはならない会社になりたいと強く思っております。

私たちは、広告でコミュニケーションを変える
私たちは、広告で仕組みを変える
私たちは、広告で組織を変える
私たちは、広告で社会を変える

これが、私たちのパッションであり、プロミスであります。

代表取締役 社長
水野俊作